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最近、めざましい発展を遂げている中国の南部と香港、台湾を含む「華南経済圏」も有名です。このうち台湾海峡をはさむ台湾と中国・福建省を「両岸経済圏」と呼ぶこともあります。これは、台湾企業が出身地である対岸の福建省に活発な投資を続け、結びつきを強めているためです。このほか、カンボジアでの内戦が終わり、和平実現のメドがついてきたのをきっかけにタイとカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムを含めた一帯を、タイの通貨である「パーツ」の影響力が増していることから「パーツ経済圏」と呼んでいます。シンガポールとマレーシアの南部、インドネシア北部を結ぶ地帯も「成長の3角地帯」として脚光を浴びています。特にこの3角地帯のまん中に位置するインドネシアのバタム島は小さいながらも「この島を第2のシンガポールにしよう」というインドネシアの強い思いもあって、開発が急ピッチで進んでいます。政治的な対立が少なくなったことを背景に、どの国もどちらかというと経済を大切に考えています。その結果、近くにいるもの同士がお互いの長所を活かして「経済をもっと発展させましょう」という「局地経済圏」が今後、さらに重要性を増すでしょう。